· 

商品開発ツールとしての感受性スペクトラム

 

きのう、自宅の近所を歩いていてびっくりしました。大通りに面したネイルサロンが、ガンガン営業中だったうえ、満席の盛況!だったからです。

 

う~む、、、

パンデミック後といいますか、次のパンデミックまでの間といいますか、あるいは今現在でもいえることですが、商品開発とかマーケティングの企画をするときには、この光景が非常に重要な示唆を与えてくれます。

 

自分個人は、いまパンデミックの最盛期に、サービスをしてくれる人と至近距離で30分も動かずに滞在するのは真っ平御免です。

 

政府の緊急事態宣言以降、電車にもタクシーにも乗っていませんし、理髪店も歯科医もキャンセルして、髪も歯も専門家のケアを離れてしまっています。

 

しかし、まったくそう思わない人も数多くおられるということです。

 

そこで、消費者の感染症に対する感受性を考えて、どのあたりに照準を定めるかということが結構重要になってくるのではないかと思います。

 

ある人は、終息宣言が出ても3密は嫌だ、できれば避けたいと思うでしょうし、そうでない層は、自粛要請だろうが終息宣言だろうが、まったくお構いなくパチンコに興じるわけです。

 

近稿でも、「コト消費」から「個と消費」へという話をしているところですが、どのへんを狙うのかについて考えるうえで、このパンデミック感受性スペクトラムで考えるとわかりやすいかと思い、ポンチ絵を作成してみました。